うつ病を経験して気づいた「自分への反省」と向き合うこと

こんにちは。

今日は、うつ病になってから私自身が感じた「反省点」について、少しだけ書いてみたいと思います。

うつ病になってからというもの、日々の気分や体調に波があり、「今日は何もできないな…」という日もたくさんありました。

そんな中で、ふと自分の中にある“ある感情”に気づいたんです。

「うつ病だから休んでもいいよね」と思う自分

心のどこかで、こう思ってしまうことがありました。

「うつ病なんだから、今日は休んで当然だよね」

「うつ病なんだから、もっと優しくしてよ…」

もちろん、これは心身が本当に限界だったり、気持ちが沈んでいるときの自然な反応でもあります。

だけど、正直に言うと——

「これは“うつ病を盾にしてしまっている”のかもしれない」と感じた瞬間が、何度かありました。

寛解を目指す中で感じた“違和感”

私は、今の状態から寛解を目指して少しずつ前に進んでいます。

だからこそ、

「うつ病だから仕方ない」と言い聞かせることで、自分自身の成長の機会や、本来できることからも目をそらしてしまっていたのではないか——

そんなふうに感じることがあったんです。

もちろん、だからといって、無理をして頑張り続ける必要なんてありません。

「休んでいい日」もあるし、「うつ病だから助けてほしい」と思うのも、人として自然なこと。

でも私は、自分が“本当に必要としている支え”と、“逃げたい気持ちから求めている優しさ”を、少しずつでも見分けられるようになりたいと感じました。

自分を責めすぎないことも、大切な一歩

こうして振り返ると、「うつ病を盾にしてしまったな…」と感じる自分に対して、最初はすごく自己嫌悪を抱きました。

「こんな自分じゃ、寛解なんて無理なんじゃないか」と思うこともありました。

でも最近、こうも思えるようになってきました。

「そんな自分も含めて、自分なんだ」

うつ病になるまで、たくさん頑張ってきた。

病気になってからも、苦しみながら、どうにか今日まで生きてきた。

そうやって歩いてきた自分を、すこしずつ受け入れていけたらいいな、と思うんです。

最後に

今日は、「うつ病を盾にしてしまった」と感じた自分自身への反省と、それをどう受け止めていこうとしているのかについて、お話ししました。

私がこの気持ちを言葉にしたのは、同じようなことを感じている誰かが、「あ、自分だけじゃないんだ」と思ってもらえたらいいなと思ったからです。

病気と向き合う過程では、いろんな感情が湧いてきます。

その全部に意味があるし、どんな感情も“悪いもの”ではありません。

大切なのは、自分を否定せず、少しずつでも理解していくこと。

そして、反省も受け入れながら、「これからどうしたいか」を見つめ直していくこと。

そんなふうにして、私は今日も、ゆっくりと前を向いています。