こんにちは。
今日は、私がうつ病を患うことになった背景と、「家族」との関わり方についてお話ししたいと思います。
前職での出来事が引き金になった
私がうつ病になった大きなきっかけは、前職での経験でした。
当時は、会社のため、経営者である義兄夫婦ために必死に働いていました。
「自分が頑張れば状況は良くなる」「自分が耐えれば周りは助かる」——そう信じて、心も体も削って働き続けていました。
けれど、その思いは報われませんでした。
私が人生を賭けて努力したことは軽んじられ、無碍にちは。
今日は、私がうつ病を患うことになった背景と、「家族」との関わり方についてお話ししたいと思います。
前職での出来事が引き金になった
私がうつ病になった大きなきっかけは、前職での経験でした。
当時は、会社のため、経営者である義兄夫婦ために必死に働いていました。
「自分が頑張れば状況は良くなる」「自分が耐えれば周りは助かる」——そう信じて、心も体も削って働き続けていました。
けれど、その思いは報われませんでした。
私が人生を賭けて取り組んだことは無下にされ義兄夫婦は辛いことを私に任せる。
不安とストレスは積み重なり、私の心はどんどんすり減っていきました。
結果として、うつ病を発症し、今もなおその影響と闘い続けています。
実家の家族と義理兄——理解のなさが追い打ちに
さらに辛かったのは、実家の家族や義理兄との関係です。
本来なら一番理解してくれるはずの人たちからのサポートはなく、むしろ私を傷つける言動が多かったのです。
「謝罪を求めるなんて5歳児と変わらない」
「弱いからそうなるんだ」
そんな言葉を浴びせられたり、馬鹿にされたりする日々。
私は悪くないことまで謝り続け、家族のためにと無理を重ねましたが、感謝も謝罪もありませんでした。
世間では「家族は支え合うもの」という価値観が根強いですが、私の場合はそれが真逆で、実家の存在がストレスそのものでした。
その現実が、私のうつ病をより深刻にしたのだと思います。
絶縁という選択と調子の変化
そんな状況に耐え続けることは、私にとって命を削る行為でした。
そこで私は妻と相談し、実家の家族と一切の連絡を断ち、絶縁するという決断をしました。
最初は罪悪感がありました。
「親不孝なのでは」「もっと努力すべきだったのでは」と、自分を責める気持ちが強くありました。
でも、実際に絶縁してみると驚くほど心が軽くなりました。
それまでずっと背負ってきた重荷が外れ、今までにないくらい調子が良くなったのです。
「自分の人生をやっと自分で歩き始められた」——そんな感覚を持てるようになりました。
本当に支えてくれる「今の家族」
今、私を助けてくれているのは、妻・義母・娘2人という「私の家族」です。
体調が安定しないときも責めることなく、理解しようとしてくれる。
私が落ち込んでいるときも、子どもたちの笑顔や妻の言葉が何度も心を救ってくれる。
義母も含め、私の今の家族は、血のつながり以上に「支え合う」という意味で本当の家族だと感じています。
実家と「私の家族」。
同じ“家族”という言葉でも、その中身は全く違います。
私にとって大切なのは、血のつながりではなく、共に支え合える関係です。
「迷惑をかけている」という葛藤
それでも、葛藤は残ります。
ストレスから喘息を起こしたり、風邪をきっかけに体調を崩すことがあり、そのたびに妻や子どもたちに心配をかけてしまう。
「また迷惑をかけてしまった」
「もっと強ければ良かったのに」
そう思うと、本当に辛い気持ちになります。
以前の私は「愚痴を言わないようにしよう」と心に決めていました。
「家族を大切にしない人」と思われたくなくて、自分の気持ちを押し殺してきたのです。
我慢しないで発信することに意味がある
しかし最近になって、考えが変わってきました。
「私が我慢し続ける必要はない」と。
本当に信頼できる人に気持ちを話すことや、こうしてブログに書いて発信することは、決して「家族を大事にしていない」ことではありません。
むしろ、自分の心を守り、同じように苦しんでいる人に「あなたは一人じゃない」と伝えることにつながると考えるようになりました。
だから私はこれからも、少しずつ気持ちを発信していきます。
それは愚痴ではなく、「自分の心を整理し、同じように悩む誰かと分かち合う言葉」にしていきたいと思っています。
最後に
私のうつ病の背景には、前職での過酷な働き方と実家の家族との関係がありました。
それらは私の心を大きく傷つけ、今も苦しみの一部として残っています。
けれど一方で、妻や義母、娘たちという「今の家族」は、私を支え、前を向く力をくれています。
だからこれからは、「誰に迷惑をかけたか」ではなく、「誰に支えられているか」を大切にして生きていきたいと思います。
もしあなたが今、家族や人間関係で苦しんでいるなら、無理に我慢する必要はありません。
あなたを理解し、支えてくれる人こそが、本当の意味での「家族」なのだと思います。
私もまだ道の途中ですが、一緒に少しずつ、自分の心を守りながら前に進んでいきましょう。
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