まさか自分が、と思ったけれど。心療内科に通い始めました

こんにちは。
最近、心療内科に通い始めました。

正直に言うと、ずっと「自分は大丈夫」「まさか、自分がうつ病になるなんて」と思っていました。
でも、気づいたら毎日がしんどくて、朝起きるのもつらくて、何をしていても心が晴れない。
「このままじゃまずいかもしれない」と思って、ようやく病院のドアを開けました。

今は抗うつ薬を処方してもらいながら、少しずつ生活を立て直そうとしています。


「薬に頼るのってどうなんだろう?」と思っていた

最初はやっぱり戸惑いがありました。
薬を出されたとき、心のどこかで「自分はそんなに弱くないはず」「薬に頼っていいの?」と考えてしまって。

でも、医師の言葉が印象に残っています。
「今のあなたには、脳のバランスを整えるサポートが必要なんですよ」

この言葉を聞いて、少し肩の力が抜けました。
抗うつ薬は、自分の弱さを示すものではなくて、「今を乗り越えるための力」なんだと、少しずつ思えるようになってきました。


効果はすぐじゃなくても、少しずつ

薬を飲み始めても、すぐに気持ちが楽になるわけではありません。
私も、最初の1〜2週間は「本当に効いてるのかな?」と思っていました。

でもある日、ふと「昨日よりちょっとマシかも」と思える瞬間があって。
それだけで少し希望が持てました。

焦らず、ゆっくり。
大きな変化を期待しすぎず、ほんの少しの前進を自分で認めてあげようと思います。


不安や副作用も、相談していい

薬によっては、副作用が出ることもあります。
私も、少し眠気が強く出たり、体がだるくなったりしたことがありました。

でも、医師に相談したら「合わなければ調整できるから、無理しなくていいですよ」と言ってもらえました。
「薬だから我慢しなきゃ」と思わなくて大丈夫。
むしろ、ちゃんと伝えることが大事なんだと学びました。


薬だけじゃない、回復への道のり

抗うつ薬は、たしかに心の回復を支える大切な存在。
でも、それだけに頼るのではなくて、少しずつ「自分にできること」も増やしていけたらと思っています。

たとえば——
・朝、少しだけ太陽の光を浴びてみる
・夜はスマホを早めに手放して、ゆっくりお風呂に入る
・何もできない日は、それでも自分を責めない

そんなふうに、小さな工夫を少しずつ積み重ねていきたいです。


最後に:同じような気持ちの人へ

今、もしこの文章を読んでいるあなたが、私と同じように「まさか自分が」と思いながら心療内科の門をくぐったなら——
どうか、自分を責めないでください。

私も、まだまだ途中です。
でも、「自分を大切にしていいんだ」と思えるようになってきました。

焦らなくて大丈夫。
薬を使うことも、病院に通うことも、すべて「あなたを大切にするための選択」です。

一緒に、少しずつ歩んでいきましょう。

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