「もしかして、悪循環の中にいる?」——マインドワンダリングとうつの関係に気づいた話

「とにかく、今の自分の状態をちゃんと知ることが大事だと思う。」

これは、最近の私の正直な気持ちです。

私は今、心療内科に通っていて、診断名としては「うつ病(燃え尽き症候群)」「PTSD」「パニック障害」がついています。そして、それに対するお薬も、いくつか処方されています。

正直に言うと、こういった診断を受けたとき、自分の中には戸惑いや不安がたくさんありました。でも、少しずつ「今の自分を否定しない」ことの大切さに気づいてきています。

「マインドワンダリング」という言葉を知って

最近、自分の症状や状態についてもっと知りたいと思い、関連する本を何冊か読んでみました。その中で出会ったのが、「マインドワンダリング」という言葉。

マインドワンダリングとは、簡単に言えば「今、この瞬間」に集中できず、思考が勝手にあちこちにさまよってしまう状態のことです。

例えば、「このままで本当に良くなるのかな…」「また調子が悪くなったらどうしよう」「あのとき、もっと頑張っていれば…」そんなふうに頭の中でぐるぐる考え込んでしまうことってありませんか?

私には、まさにそれが頻繁に起きています。ふとしたときに、過去の後悔や未来の不安ばかりに意識が持っていかれて、目の前のことに集中できない。

マインドワンダリングとうつの悪循環

本を読んでいく中で、「マインドワンダリングは、うつ病や不安障害と深く関係している」ということが書かれていました。

それを読んだとき、「ああ、自分もきっとこの悪循環にハマってるのかもしれない」と思いました。

考えすぎて気分が落ち込み、その落ち込みがさらに思考の暴走を招いてしまう。その繰り返し。まるで、抜け出すのが難しいループの中にいるような感覚です。

まずは、「知ること」から始めたい

とはいえ、今すぐすべてを改善しようとは思っていません。無理に何かを変えようとすると、それがまたプレッシャーになってしまうから。

だからこそ、今の自分に必要なのは「焦らず、自分の現状をきちんと知っていくこと」だと感じています。

「自分はどういうときに思考がさまよいやすいのか」
「そのとき、どんな気持ちになっているのか」
「薬は今、どんなふうに効いているのか」

少しずつでも、そういうことを整理していけたらと思っています。

おわりに

今この記事を読んでくれているあなたが、もし私と同じように「今の自分の状態がよくわからない」「このままでいいのか不安」と感じているのだとしたら、伝えたいことがあります。

あなたは、ひとりじゃないということ。

私もいま、抗うつ薬を服用しながら、日々ゆっくりと回復の道を探しています。マインドワンダリングと向き合いながら、「自分を知る」ということを少しずつ実践しています。

うまくいかない日があってもいい。なにもできない日があっても大丈夫。大切なのは、自分を責めないこと、そして、少しずつ前に進むこと。

もし「誰かと気持ちを共有したい」と思ったら、ぜひコメントやシェアで話してみてくださいね。私も、そんなあなたの一歩を応援しています。

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