一石二鳥ーー体重を減らし、心も軽くなるアプローチ

うつ病

こんにちは。

現在、私は肥満気味です。昔は運動を良くしていたのですが、うつ病になる前から肥満の診断を受けていました。

今日は、私が「体重を減らす」ことを目標に掲げる理由と、それがうつ病克服につながると信じる思いについてお話しします。

肥満とうつ病、関係するって本当?

肥満とうつ病の関係。

私はとても懐疑的でしたが、少し調べてみるとこの二つに関連性があることがあるとのことです。肥満とうつ病は相互に影響を及ぼしあい、「悪循環」を作り出すとのことです。日本のリアルワールドデータでも、次のような報告があります。

肥満やメタボリックシンドロームは、うつ病や不安障害などのメンタルヘルス不調のリスクを高めている。特に女性では男性6.61%に対し13.3%とほぼ2倍に上昇する。早期の保健指導が重要である。CareNet.comHUES+3保健指導リソースガイド+3Himan+3

また、日本人の大規模調査では、

メタボリックシンドローム(内臓肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病など)を持つ人は、うつ病の可能性が高く、男性では調整オッズ比1.63、女性では2.24と報告されている。CareNet.com

さらに、医学的レビューでは、

肥満とうつ病の発症には双方向性があり、肥満はうつ病のリスクを高め、またうつ病は肥満の発症を予測する。J-STAGE

これらの研究から、「肥満=心の健康にもネガティブな影響がある」という事は全くないことはなさそうですね。私は心の回復もしながら肥満解消したらどうか、とおもうようになりました。

私が「体重を減らす」ことを選んだ理由

私は現在、うつ病の回復過程にあり、同時に肥満気味でもあります。だからこそ、「体重を減らすこと」を具体的な目標にしています。その理由は次のとおりです。

  1. 身体的な軽さが、気持ちにもつながる
     → 動くのが楽になり、「やってみようかな」という気持ちが起きやすくなる。

  2. 規則正しい習慣が自然に身につく
     → 運動・食事・睡眠など、生活リズムを整える良いきっかけになる。

  3. 自己肯定感の種になっていく
     → 小さな変化でも、「自分を大切にしている実感」が積もる。

実際、体重が少しずつ減り始めた頃、「自分は今、ちゃんと歩いてるんだ」と、自信が戻ってきました。

日常的に実践していること

では、どうやって取り組んでいるのか。私は次のようなシンプルな習慣を続けています。

  • 軽い運動からスタート
     散歩10分、ストレッチ数分など、「できること」を継続する。

  • 栄養バランスを意識した食生活
     野菜とたんぱく質中心にし、糖質・脂質を控えめに。

  • 規則正しい睡眠習慣
     就寝前スマホオフ、同じ時間帯に寝起きするように心がける。

  • 体重以外の“小さな変化”に注目
     疲れにくくなった、気分がわずかに軽いなど、数字だけではない変化にも目を向ける。

無理なく続ける、けれど「ちょっと挑戦も」

“ダイエット”というと「我慢」「努力」が前面に出がちですが、私は次のように考えています。

考え方 実践例
少し頑張る 散歩10分、筋トレ5分
無理はしない 本当に疲れている日は休む
いつでも逃げ道を用意する 明日はまたできる、くらいに構える

このくらいの柔軟さがあるからこそ、習慣にできているのだと感じています。

小さな成果が、やがて大きな力になる

体重が少し減った、散歩が苦じゃなくなった――そんな小さな変化は、「自分をケアしている」という自己肯定感につながります。たとえ体重が変わらなくても、「ちゃんと続けている」という実感も大切にしたいと思っています。

この積み重ねが、心にも身体にも「これで大丈夫」と安心感を与えてくれる。うつ病という重みを、少しずつ軽くしていく力になる――私はそう信じています。

まとめ:肥満と向き合うことは、自分を大切にすること

  1. 体重を減らすことは、単なるダイエットではなく心身のケア
  2. 無理なく続ける柔軟さを持ちながら、少しずつ挑戦
  3. 小さな歩みの積み重ねが、自己肯定感となり回復を支える

これからも「体重を減らす」という目標を通して、心も身体も軽やかに歩んでいきたいと思います。もし、同じようなテーマで悩んでいる方がいたら、ぜひ一緒に少しずつ取り組んでいきましょう。

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