こんにちは。
今日は「リカバリー(回復)」について、自分なりに考えていることを書いてみたいと思います。
まず最初に一つだけお伝えさせてください。
このブログは、私自身がうつ病の回復、そして寛解を目指す過程を記録し、同じように悩む方に少しでも寄り添いたいという思いで綴っています。
ただ、人によっては今回の内容が少し辛く感じることがあるかもしれません。そう思った方は、どうぞ無理せずそっとブラウザバックしてくださいね。
「逃げてもいい」という言葉の意味
精神疾患に苦しんでいるときや、心が追い詰められているとき、よく耳にするのが
「逃げてもいい」
という言葉です。
私自身も、このブログの中で「逃げてもいい」と書いたことがありますし、その言葉に救われた瞬間もありました。
なぜなら、絶対に逃げてもよい状況というのは、すでにその環境や状況が自分にとって害になっているからです。
仕事、人間関係、家庭、学業……どんな理由であれ、「続けていたら壊れてしまう」と思うときは、逃げることが最善策になることもあります。
逃げることは「弱さ」ではなく、「自分を守るための選択」。
それを否定する必要は全くないし、むしろ必要な勇気だと私は思っています。
逃げた後に訪れる「立ち直り」という課題
ただ、一方で考えることもあります。
それは——
「逃げた後、どうやって生きていくか」ということ。
逃げることによって心身を守ることはできます。
でも、その後、私たちは少なからず「立ち直る」という課題と向き合わなければなりません。
元の生活に戻る場合もあれば、以前とは違う新しい生き方を模索する場合もある。
どちらにしても、「逃げた分」だけ、再び立ち上がって歩き出す力が必要になってきます。
ここがとても難しいところで、私自身も今まさにその途上にいます。
逃げて安心したはずなのに、「このままで大丈夫だろうか」「また同じことを繰り返すのでは」と不安になることもしばしばあります。
リカバリーは「元に戻る」ことだけじゃない
「リカバリー」と聞くと、以前の自分に戻ることだと思いがちです。
私も最初はそう考えていました。
「寛解して、うつ病になる前の自分を取り戻したい」
「以前のように元気に働いて、日常をこなせるようになりたい」
もちろん、それも大切な目標です。
でも最近は、リカバリーは必ずしも「元に戻ること」だけではないのかもしれないと思うようになりました。
むしろ、
「新しい自分を見つけていくこと」
こそがリカバリーなのかもしれません。
病気を経験したからこそ、無理しすぎない大切さを学んだり、他人の痛みに寄り添えるようになったり、自分に合った生き方を模索できるようになる。
そういった「以前の自分にはなかったもの」を得ていくことも、回復の一部だと感じています。
回復のプロセスは「波」の連続
ここで正直なことをお話しすると、リカバリーの道は平坦ではありません。
「少し元気になった」と思っても、次の日にはまた落ち込んで動けなくなる。
「ようやく前に進めそう」と感じても、再び不安や絶望に押し戻される。
そんな「波」の連続です。
でも、その波の中で気づいたことがあります。
それは、以前よりも「落ち込みから立ち直るまでの時間が短くなっている」ということ。
あるいは、「落ち込みの深さが少し浅くなってきた」ということ。
つまり、大きな一歩ではなくても、小さな変化が積み重なっているんです。
これこそが、リカバリーの大切なサインだと思います。
「逃げてもいい」と「また立ち上がる」を両立させる
私は今、こう考えています。
-
辛いときは、迷わず逃げていい。
-
でも、その後の人生を生きていくためには、少しずつ立ち上がる必要がある。
-
立ち上がるときは、「以前と同じ自分」ではなく、「新しい自分」として歩き出していい。
逃げることと立ち直ることは、矛盾しているようでいて、実は両立できるんだと思います。
そして、立ち上がるためには無理をする必要はありません。
ほんの小さな行動でいいんです。
「今日はカーテンを開けられた」
「少しだけ外に出てみた」
「人と短い会話ができた」
そうした小さな積み重ねが、やがて大きな力になっていくはずです。
リカバリーは「自分らしい歩み方」を見つけること
今回、「リカバリー」というテーマで書いてきました。
-
「逃げてもいい」という言葉は、あなたを守るための大切な選択肢。
-
ただし、逃げた後は「どう立ち直るか」という課題がやってくる。
-
リカバリーは「元の自分に戻ること」ではなく、「新しい自分を見つけていくこと」でもある。
-
回復の道のりは波のように揺れるけれど、小さな変化が積み重なっている。
もし今、あなたが「逃げること」と「立ち直ること」の間で揺れているのなら、焦らなくても大丈夫です。
リカバリーとは、あなた自身が「自分らしい歩み方」を見つけていくプロセスだからです。
私もまだその途中にいます。
一緒に、ゆっくり進んでいきましょう。
コメント