抗うつ薬を飲み始めました。
倦怠感、頭痛、そしてとてつもなく強い眠気。
正直、つらいです。
「これ、本当に良くなるのかな?」
そんな不安が、頭の中を何度もぐるぐるとめぐっています。
「薬に頼るなんて」と思っていたけれど
最初に処方されたとき、私もためらいました。
「薬に頼っていいのか」「一度飲み始めたら一生飲み続けるんじゃないか」
そんな不安が心の中にありました。
でも、うつ病と向き合う中で、気づいたことがあります。
抗うつ薬は、「楽になるための手段のひとつ」であって、「怠けている証拠」なんかじゃない。
医師が「今のあなたに必要」と判断して処方してくれたもの。
今の私にとって、それは“回復に向かうための支え”なんだと思えるようになってきました。
副作用に驚く日々。でも、それは「効いている証拠」でもある
飲み始めて数日。倦怠感、頭痛、そして強い眠気に襲われています。
朝起きてもずっと身体が重くて、何も手につかない。頭もどんより痛い。
今まで経験したことのない眠気に負けて、昼間に何度も横になってしまいます。
「これは、副作用なんだ」と、頭ではわかっている。
でも、実際に体で感じると、不安になってしまうんです。
「本当にこれでいいのかな?」「逆に悪くなってない?」って。
でも、副作用が出るということは、薬が体に作用し始めているサインでもあるそうです。
もちろん、あまりにもつらいときは、無理せず医師に相談することが大切です。
「薬が合わない」と感じたら、遠慮なく伝えて大丈夫。
治療は、自分に合った方法を探していくプロセスでもあるから。
「すぐに効かない」——それでも、焦らないで
抗うつ薬の効果は、飲んで数日で実感できるものではありません。
数週間、あるいはそれ以上かかることもあります。
私自身も、まだ「効いてきたな」と実感はありません。
でも、医師からは「焦らなくていい。少しずつ、じわじわと効いてくるから」と言われました。
確かに、うつ病の症状も「いきなり悪くなった」のではなく、少しずつ深くなっていった。
だから、回復も少しずつでいいはず。
今は「とにかく眠い」「頭が痛い」「しんどい」。
でも、もしかしたら一ヶ月後の自分は、今より少し楽になっているかもしれない。
その「かもしれない」に、ほんの少しでも希望を持ってみようと思っています。
「薬に頼ること」は悪いことじゃない
私たちはよく「自然に治すのが一番」とか、「薬に頼るのは良くない」といった言葉を耳にします。
でも、風邪をひいたときに薬を飲むのと同じように、心の病気に薬が必要になることもあるんです。
抗うつ薬は、心の風邪薬。
長く飲む人もいれば、数ヶ月でやめられる人もいる。
大切なのは、「自分が少しでも楽になれるかどうか」。
薬がその一助になるなら、私は迷わず使います。
最後に:いま、不安なあなたへ
もし、この記事を読んでいるあなたが、
「私も今、抗うつ薬を飲み始めたところ」
「副作用がつらくて不安」
「本当に良くなるのか疑ってしまう」
そんな気持ちを抱えていたとしたら——
私は心から「分かるよ」と言いたいです。
私もいま、まさにその真っ只中です。
でも、こうして文章にすることで少し気持ちが整理できて、
「もう少しだけ、続けてみよう」と思えています。
もしよければ、あなたも気持ちをシェアしてみませんか?
一人じゃなくて大丈夫。
少しずつ、一緒に進んでいきましょう。
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