こんにちは!
「最近、気分が沈みがち…」
「何となく毎日がつらい…」
そんな風に感じていませんか?
うつ病やメンタルの不調に悩むとき、つい「自分の心が弱いのかな」と思ってしまいがちです。でも、実は心が弱いとか強いとかではなく、「ストレスの原因から離れられていないこと」が、症状を長引かせていることがあります。
今日は、「ストレスの原因から離れることの大切さ」について、私自身の経験も交えてお話ししたいと思います。
「頑張れば何とかなる」と思っていませんか?
私も、うつ症状が出始めた当初は、「もっと頑張れば乗り越えられるはず」「仕事を休むなんて甘えだ」と思っていました。
でも、今振り返ってはっきり言えるのは、
「頑張っても、ストレスの原因にさらされ続けていたら回復は難しい」ということ。
実際、ストレスの原因(例えば職場の環境、人間関係、過剰な責任感など)から離れて初めて、少しずつ気持ちが落ち着いてきたのを実感しました。
「原因から離れる」って、どういうこと?
とはいえ、「ストレスの原因から離れる」と聞くと、すぐに仕事を辞めるとか、関係を断つとか、大きな決断を想像する方もいるかもしれません。
でも、ちょっと距離を取るだけでも十分なんです。
たとえば:
• 有休を使って数日間休んでみる
• 苦手な人と距離をとるよう意識する
• 自分の感情を紙に書き出してみる
• SNSやニュースなど、不安をあおる情報から離れる
「完全に手放す」のではなく、“今の自分が少しでもラクになれる方法”を見つけることが大切です。
離れてみて、はじめて分かることがある
私自身、無理をして働き続けていた時期は、「自分が弱いからつらいんだ」と思い込んでいました。
でも、休職して初めて、「ああ、自分がいた環境がそもそもつらかったんだ」と気づけたんです。
離れなければ、そのことにも気づけなかったと思います。
心と身体の声を無視し続けると、回復までにもっと時間がかかってしまうこともあります。
だからこそ、「いま感じているストレスの元を遠ざける」ことは、回復の第一歩なんです。
あなたの心に、余白をつくること
今日の話をまとめると、
• うつ病やメンタルの不調は、「ストレスの原因から離れていないこと」が影響していることがある
• 必ずしもすぐに大きな決断をする必要はない
• 少し距離を取るだけでも、自分の心が回復に向かうことがある
• 「自分が弱いからつらい」のではなく、「今いる環境がつらいこと」に気づくことが大切
今、あなたが何にストレスを感じているのか、それを少しでも減らすことはできないか。
自分に優しく問いかけてみてください。
そして、どうか忘れないでください。
「離れることは、逃げじゃない。自分を守るための、大切な選択肢」です。
あなたのペースで、一歩ずつ進んでいきましょうね。一緒に、心を軽くしていけますように。