こんにちは、nobuです。
私は飲食店の店長をしていた頃、人に仕事を教えるのが苦手でした。自分ではできる仕事なのに、いざ誰かに説明しようとすると、うまく伝えられない。そんなことがよくありました。
そこで、新人教育を担当する教育係をつくることにしました。この経験は、誰かに仕事を任せることだけでなく、自分自身の仕事の覚え方を見直すきっかけになった、そんな店長時代のお話です。
自分ではできるのに、うまく教えられない
私は昔から、感覚で仕事を覚えるタイプでした。まずはやってみて、失敗したらやり方を変える。そうして何度も繰り返すうちに、自然と仕事が身についていきました。学生の時に野球をしていたので、その延長線上で仕事も覚えていたのかな、とも思っています。
飲食店でも、接客や調理など、経験を重ねることで覚えた仕事がたくさんあります。ただ、それを新人の従業員に教えようとすると、なかなかうまくいきません。自分では当たり前にできることでも、相手にとっては初めての事や慣れていない仕事です。
例えば、料理の盛り付けや接客のタイミング等、自分では感覚的に判断できても、なぜそうするのか、何を基準に判断するのかを聞かれると、うまく説明できませんでした。
今ちょっと振り返ると、私は仕事のやり方を覚えていても、その理由まで十分に理解していなかったのだと思います。
教えるのが苦手だったから、教育係をつくった
新人教育が苦手だった私は、教育係をつくることにしました。自分がうまく教えられないのであれば、ほかの従業員に任せてみようと考えたんです。店長をしていると、接客や調理だけでなく、売上管理やシフト作成など、やることがたくさんあります。そのすべてを自分一人でこなそうとしても、なかなか難しいものですし、時間がどれだけあっても足りません。
もちろん、誰かに任せたからといって、自分の責任がなくなるわけではありません。それでも、苦手なことを無理に抱え込まず、周りの力を借りることも大切だと感じました。そして、教育係をつくったことで、私自身も仕事の覚え方について考えるようになりました。
人に説明できるように、仕事を覚える
それまでの私は、仕事を覚えると時に自分ができるようになることを目標にしていました。でも、人に教えるとなると、それだけでは足りません。自分が感覚で理解していることも、相手には言葉にして伝える必要があるからです。
そこで、新しい仕事を覚えるときには、誰かに説明することを意識するようになりました。例えば、作業の手順だけでなく、なぜその順番なのか、どこに気をつける必要があるのかまで考えるようにしたんです。
そうすると、自分では分かっているつもりでも、意外とうまく説明できないことに気づきます。そんなときは、もう一度確認して、自分なりに理解を深めていくようになりました。自分ができることと、人に教えられることは全く違う。新人教育を通じて、その違いを身をもって実感しました。
店長も、学び続けることが大切
今振り返ると、教育係をつくったことは、自分の苦手な部分と向き合うきっかけになったと思います。人に任せることを覚えた一方で、自分自身も教えられるように仕事を理解する必要があると感じました。
飲食店の仕事には、実際に経験しなければ分からないこともたくさんあります。ただ、経験を積んで仕事ができるようになったからといって、誰かに教えられるとは限りません。
当時の私は、目の前の仕事を覚えることに一生懸命でした。でも、今なら新しいことを学ぶとき、こう考えるようにしています。
「これを誰かに教えるとしたら、どう説明するだろう?」
この考え方は、飲食店を離れた今の仕事でも大切にしています。自分が理解したつもりで終わらせず、誰かに説明できるくらい理解する。まだまだ勉強することはたくさんありますが、これからも意識していきたいことの一つです。
※店長時代には、仕事を自分一人で抱え込んでしまった経験もあります。人に任せることについては、こちらの記事でも振り返っています。
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