【店長のしくじり話 番外編】部下への愚痴を聞いて、私が「やらない」と決めたこと

しくじり話

こんにちは、nobuです。

これまで「店長のしくじり話」では、飲食店を経営していた頃の失敗を振り返ってきましたが、今回は少し番外編です。

私自身のしくじりではなく、飲食業の会社の人事労務部で働いていたときの経験から、自分が人をまとめる立場だったらやらないと感じたことについて書いてみます。

頑張っている人の愚痴を聞いた

飲食企業の人事労務部で勤務していた際、私から見て、とても頑張っていると感じる別部署の社員がいました。朝礼でもハキハキと発言し、てきぱきと仕事をこなしている印象の方でした。もちろん、私には見えていない部分があり、立場によってその人の仕事に対する見え方は違うと思います。

ある日、会社の中でも責任ある立場の人たちが、その社員について話しているのが聞こえてきました。仕事上の課題を冷静に話し合っているというより、内容は愚痴や悪口に近いもの。それも一言、二言ではなく、しばらく続いていました。

聞こうと思って聞いたわけではありません。ただ、普通に仕事をしていれば耳に入ってくる場所だったため、私はあまりいい気持ちにはなれませんでした。

自分も言われているんだろうなと思った

その社員に実際どんな問題があったのか、私には分かりません。上司にしか見えていない部分もあったでしょうし、注意や指導が必要なこともあったのかもしれません。

ただ、その様子を見ていると、自分もいないところでは同じように言われているんだろうなと感じました。実際に私のことを言っていたのかどうかは分かりません。それでも、一人の部下について話している姿を見れば、聞いている側がそう感じてしまうことはあるのではないでしょうか。

ましてや、責任ある立場の人の言葉です。本人にとっては何気ない一言でも、周囲で聞いている人にとっては、その上司や会社への見方が変わるきっかけになるかもしれません。

伝えるべきことがあるなら、本人と向き合う

この経験から、自分の中で一つ決めたことがあります。

部下に伝えるべきことがあるなら、できる限り本人と向き合って伝えることです。

もちろん、上司同士で対応を相談したり、必要な情報を共有したりすることまで否定するつもりはありません。人を管理する立場なら、そうした話し合いが必要になる場面もあります。

ただ、必要な相談や情報共有と、本人のいないところで愚痴や悪口を言うことは別です。改善してほしいことがあるなら、本人と向き合って伝え、そのうえでどうすれば良くなるのかを一緒に考える。少なくとも、別の部下がいる場所で、その人への不満を言い続ける必要はないと私は考えています。

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立場が上がるほど、言葉は重くなる

店長や管理する立場になれば、仕事の悩みも増えていきます。何度伝えても改善されなかったり、思うように伝わらなかったりすれば、頭を抱えることもあるのは理解できます。人間ですから、愚痴の一つくらい言いたくなることだってありますよね。

だからこそ、誰に、どこで、何を話すのかは意識しておきたいところですし、立場が上がれば、自分では何気なく発したつもりの言葉でも、周囲は違った受け取り方をすることがあります。部下の前で別の部下について話すのであれば、なおさら気を付けたいものです。

人を大事にすることは、言うべきことを言わないことではない

私は「人を大事にする」という言葉をよく使います。ただ、人を大事にすることは、部下に優しくして何も言わないことではありません。仕事として改善してほしいことがあれば伝え、必要なら注意や指導もする。それと、本人がいないところで不満を言い続けることは別の話です。

言うべきことがあるなら、できる限り本人と向き合う。私も完璧にできているわけではありません。これから先、誰かに対して愚痴を言いたくなることだってあると思います。それでも、あのとき部下の立場で感じたことは忘れないようにしたいです。

自分が人をまとめる立場になったとき、同じことはしない。

今回は私自身のしくじりではありませんが、誰かの姿を見て、自分の行動を振り返ることもあります。失敗は、自分で経験したものだけが学びになるわけではないのかもしれませんね。

「店長のしくじり話」では、こんな番外編もときどき書いていこうと思います。

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